GitHub Pages入門:5分で始めるWebサイト公開

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アイキャッチ プログラミング

Webサイトを作りたいけど、サーバーの契約やドメインの取得が面倒…。
そんな悩みを抱えるあなたに朗報です!
GitHub Pagesを使えば、無料で簡単にWebサイトを公開できます。

この記事では、GitHub Pages基本から、初期設定デザインメリット・デメリット、そしてトラブルシューティングまで、初心者でも安心してWebサイトを公開できるよう、徹底的に解説します。さあ、あなたも今日からWebサイト公開の世界へ飛び込みましょう!

GitHub Pagesとは? 初心者でもわかるWebサイト公開の入門

what is githubpages

GitHub Pagesとは、GitHubが提供する静的Webサイトホスティングサービスです。
簡単に言うと、HTML、CSS、JavaScriptなどの静的なファイルで構成されたWebサイトを、無料で公開できるサービスです。

なぜGitHub Pagesが人気なのか?

  • 無料: 個人利用はもちろん、商用利用も原則無料です。(GitHub Freeプランの場合)
  • 簡単: GitHubのリポジトリにファイルをアップロードするだけで、Webサイトが公開されます。
  • 便利: GitHubのバージョン管理機能を利用できるため、Webサイトの更新履歴を管理できます。
  • 速い: GitHubの高速なインフラを利用できるため、Webサイトの表示速度が速いです。
  • カスタムドメイン: 独自ドメインを設定することも可能です。(別途ドメイン取得費用は必要)

GitHub Pagesでできること

  • ポートフォリオサイト: 自分のスキルや作品をアピールするWebサイトを作成できます。
  • ブログ: Markdown形式で記事を書き、簡単にブログを公開できます。
  • ドキュメントサイト: プロジェクトのドキュメントやAPIリファレンスを公開できます。
  • ランディングページ: 製品やサービスの紹介ページを作成できます。
  • 簡単なWebアプリ: JavaScriptを使って、簡単なWebアプリケーションを公開できます。

GitHub Pagesの仕組み

GitHub Pagesは、GitHubのリポジトリにあるファイルをWebサーバーに公開する仕組みです。
リポジトリには、WebサイトのコンテンツとなるHTML、CSS、JavaScriptなどのファイルを格納します。GitHub Pagesは、これらのファイルを自動的にWebサーバーにデプロイし、Webサイトとして公開します。

GitHub Pagesの種類

GitHub Pagesには、大きく分けて以下の2つの種類があります。

  • User Pages: GitHubアカウントに紐づくWebサイトです。
    リポジトリ名を「username.github.io」とする必要があり、https://username.github.io というURLで公開されます。1ユーザーにつき1つだけ作成できます。
  • Project Pages: 任意のリポジトリごとに作成できるWebサイトです。
    https://username.github.io/repository_name というURLで公開されます。複数のプロジェクトごとに作成可能です。

どちらの種類を選ぶかは、Webサイトの用途によって異なります。
個人のポートフォリオサイトやブログを作成する場合はUser Pages、プロジェクトのドキュメントサイトや作品集を作成する場合はProject Pagesが適しています。

GitHub Pagesで簡単Webサイト公開! 5分でできる初期設定ガイド

初期設定画像

GitHub Pagesを使ってWebサイトを公開する手順は非常に簡単です。
ここでは、5分でできる初期設定ガイドとして、基本的な手順をステップバイステップで解説します。

ステップ1:GitHubアカウントの作成

まだGitHubアカウントを持っていない場合は、GitHubの公式サイトにアクセスして、アカウントを作成してください。メールアドレス、ユーザー名、パスワードを入力するだけで、簡単にアカウントを作成できます。

ステップ2:リポジトリの作成

GitHubにログイン後、「New repository」ボタンをクリックして、新しいリポジトリを作成します。

  • Repository name: リポジトリ名を入力します。
    User Pagesの場合は、username.github.ioという形式で入力します。
    Project Pagesの場合は、自由に名前を設定できます。
  • Description: リポジトリの説明を入力します。(任意)
  • Public/Private: リポジトリの公開範囲を選択します。
    GitHub Pagesで公開する場合は、Publicを選択する必要があります。
  • Initialize this repository with a README: チェックを入れておくと、READMEファイルが自動的に作成されます。

ステップ3:Webサイトのファイルを作成

リポジトリに、WebサイトのコンテンツとなるHTML、CSS、JavaScriptなどのファイルを作成します。最も簡単な方法は、index.htmlという名前のHTMLファイルを作成し、簡単な内容を記述することです。

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
    <title>Hello, GitHub Pages!</title>
</head>
<body>
    <h1>Hello, GitHub Pages!</h1>
    <p>This is my first website on GitHub Pages.</p>
</body>
</html>

ステップ4:ファイルをリポジトリにアップロード

作成したファイルを、GitHubのリポジトリにアップロードします。

  • GitHubのWebインターフェース: リポジトリのページにアクセスし、「Add file」→「Upload files」をクリックして、ファイルをアップロードします。
  • Gitコマンド: ローカル環境でGitを使用している場合は、以下のコマンドを使ってファイルをアップロードできます。
git init
git add . 
git commit -m "Initial commit"
git remote add origin https://github.com/username/repository_name.git
git push -u origin main

ステップ5:GitHub Pagesを有効化

リポジトリの「Settings」タブをクリックし、左側のメニューから「Pages」を選択します。

  • Source: 「Branch」を選択し、公開するブランチを選択します。(通常はmainブランチ)
  • Branch: 公開するブランチを選択します。(通常はmainブランチ)
  • /(root) を選択されていることを確認します。

設定を保存すると、GitHub Pagesが有効化され、数分後にWebサイトが公開されます。WebサイトのURLは、username.github.ioまたはusername.github.io/repository_nameとなります。

5分で初期設定完了!

以上の手順で、GitHub Pagesを使ったWebサイトの公開が完了しました。
思ったより簡単だったのではないでしょうか?

次は、Webサイトのデザインやカスタマイズについて見ていきましょう。

GitHub Pagesで差がつく! ポートフォリオサイトのデザイン術とカスタマイズ

デザイン画像

GitHub Pagesで公開したWebサイトを、より魅力的にするために、デザインとカスタマイズは非常に重要です。
ここでは、ポートフォリオサイトを例に、デザイン術とカスタマイズのポイントを解説します。

デザインの基本

  • シンプルで洗練されたデザイン: 複雑なデザインよりも、シンプルで洗練されたデザインの方が、訪問者に好印象を与えます。
  • レスポンシブデザイン: スマートフォンやタブレットなど、様々なデバイスで適切に表示されるように、レスポンシブデザインを採用しましょう。
  • 統一感のあるカラースキーム: Webサイト全体のカラースキームを統一することで、プロフェッショナルな印象を与えることができます。
  • 読みやすいフォント: 適切なフォントを選択することで、文章が読みやすくなり、コンテンツの理解を助けます。
  • 適切な余白: 要素間に適切な余白を設けることで、Webサイトが見やすくなり、情報が整理されます。

ポートフォリオサイトのデザイン例

  • トップページ: 自分の名前、写真、簡単な自己紹介、スキル、連絡先などを掲載します。
  • 作品紹介ページ: 自分の作品を画像や動画で紹介します。各作品には、簡単な説明や制作過程などを記述します。
  • ブログ: 自分の考えや技術的な知識を発信するブログを開設します。
  • お問い合わせページ: 訪問者からの問い合わせを受け付けるフォームを設置します。

カスタマイズのポイント

  • CSSフレームワークの利用: BootstrapやMaterializeなどのCSSフレームワークを利用することで、簡単にデザイン性の高いWebサイトを作成できます。
  • JavaScriptライブラリの利用: jQueryやReactなどのJavaScriptライブラリを利用することで、Webサイトにインタラクティブな要素を追加できます。
  • テンプレートエンジンの利用: JekyllやHugoなどのテンプレートエンジンを利用することで、Webサイトのコンテンツを効率的に管理できます。
  • カスタムドメインの設定: 独自ドメインを設定することで、Webサイトの信頼性を高めることができます。

Jekyllを使ったポートフォリオサイト作成

Jekyll(ジキル)は、GitHub Pagesと相性の良い静的サイトジェネレーターです。
Jekyllを使うことで、Markdown形式で記事を書き、簡単にブログを公開できます。
また、Jekyllには、様々なテーマが用意されており、簡単にデザイン性の高いポートフォリオサイトを作成できます。

デザインのインスピレーション

  • Dribbble: デザイナーの作品を閲覧できるWebサイトです。
  • Behance: デザイナーのポートフォリオを閲覧できるWebサイトです。
  • Awwwards: デザイン性の高いWebサイトを紹介するWebサイトです。

これらのWebサイトを参考に、自分のポートフォリオサイトのデザインのインスピレーションを得ましょう。

GitHub Pagesのメリット・デメリットを徹底比較! 個人利用から企業利用まで

メリットデメリット画像

GitHub Pagesは、無料で簡単にWebサイトを公開できる便利なサービスですが、メリットとデメリットがあります。ここでは、個人利用から企業利用まで、GitHub Pagesのメリット・デメリットを徹底的に比較します。

メリット

  • 無料: 個人利用はもちろん、商用利用も原則無料です。(GitHub Freeプランの場合)
  • 簡単: GitHubのリポジトリにファイルをアップロードするだけで、Webサイトが公開されます。
  • バージョン管理: GitHubのバージョン管理機能を利用できるため、Webサイトの更新履歴を管理できます。
  • 高速: GitHubの高速なインフラを利用できるため、Webサイトの表示速度が速いです。
  • カスタムドメイン: 独自ドメインを設定することも可能です。(別途ドメイン取得費用は必要)
  • HTTPS対応: 無料でHTTPSに対応しているため、Webサイトのセキュリティを確保できます。
  • Jekyllとの連携: Jekyllを使うことで、Markdown形式で記事を書き、簡単にブログを公開できます。

デメリット

  • 静的サイトのみ: 動的なWebサイト(データベースを使用するWebサイトなど)は公開できません。
  • GitHubへの依存: GitHubのサービス停止やアカウント停止などにより、Webサイトが公開できなくなる可能性があります。
  • リポジトリの公開: GitHubのリポジトリを公開する必要があるため、Webサイトのソースコードが公開されます。(Privateリポジトリは有料プランが必要)
  • アクセス制限: アクセス制限をかけることができません。(Basic認証などは可能)
  • 大規模サイトには不向き: 大規模なWebサイトや高トラフィックのWebサイトには、性能面で不向きな場合があります。

個人利用におけるメリット・デメリット

  • メリット: 無料で簡単にポートフォリオサイトやブログを公開できるため、個人利用には最適です。
  • デメリット: 静的サイトのみであるため、動的なWebサイトを公開したい場合は、他のサービスを検討する必要があります。

企業利用におけるメリット・デメリット

  • メリット: 社内ドキュメントサイトやランディングページなど、静的なWebサイトを公開するのに適しています。
  • デメリット: 機密性の高い情報を公開する場合は、リポジトリの公開範囲に注意する必要があります。また、大規模なWebサイトや高トラフィックのWebサイトには、性能面で不向きな場合があります。

GitHub Pagesの代替サービス

  • Netlify: 静的サイトホスティングサービスとして、GitHub Pagesよりも高機能な機能を提供しています。
  • Vercel: フロントエンド開発に特化したプラットフォームで、Next.jsなどのフレームワークとの連携が容易です。
  • Firebase Hosting: Googleが提供するホスティングサービスで、無料で利用できる範囲が広いです。
  • AWS S3: Amazon Web Servicesが提供するストレージサービスで、静的Webサイトをホスティングできます。

これらの代替サービスも検討し、自分のニーズに合ったサービスを選択しましょう。

GitHub Pagesトラブルシューティング:よくある質問と解決策

GitHub Pagesを利用していると、様々な問題が発生することがあります。ここでは、よくある質問とその解決策を紹介します。

Q1. Webサイトが公開されない

  • 原因: GitHub Pagesの設定が間違っている、リポジトリにindex.htmlファイルがない、キャッシュの問題など。
  • 解決策:
    • GitHub Pagesの設定を確認し、公開するブランチが正しく選択されているか確認します。
    • リポジトリにindex.htmlファイルがあるか確認します。
    • ブラウザのキャッシュをクリアします。
    • 数分待ってから再度アクセスします。

Q2. Webサイトのデザインが崩れている

  • 原因: CSSファイルへのパスが間違っている、CSSファイルが正しく読み込まれていない、レスポンシブデザインが正しく設定されていないなど。
  • 解決策:
    • HTMLファイルでCSSファイルへのパスが正しいか確認します。
    • ブラウザの開発者ツールを使って、CSSファイルが正しく読み込まれているか確認します。
    • レスポンシブデザインが正しく設定されているか確認します。

Q3. カスタムドメインを設定できない

  • 原因: DNSレコードの設定が間違っている、ドメインの認証が完了していないなど。
  • 解決策:
    • DNSレコードの設定が正しいか確認します。GitHub Pagesのドキュメントに記載されている正しいDNSレコードを設定してください。
    • ドメインの認証が完了しているか確認します。GitHub Pagesの設定画面で、ドメインの認証状況を確認できます。

Q4. 404エラーが表示される

  • 原因: ファイルへのパスが間違っている、ファイルが存在しない、パーマリンクの設定が間違っているなど。
  • 解決策:
    • HTMLファイルでファイルへのパスが正しいか確認します。
    • ファイルがリポジトリに存在するか確認します。
    • Jekyllを使っている場合は、パーマリンクの設定が正しいか確認します。

Q5. GitHub Pagesの利用制限に引っかかった

  • 原因: GitHub Pagesの利用規約に違反する行為を行った、リポジトリのサイズが大きすぎる、トラフィックが多すぎるなど。
  • 解決策:
    • GitHub Pagesの利用規約を確認し、違反する行為を行っていないか確認します。
    • リポジトリのサイズを小さくします。不要なファイルを削除したり、画像を圧縮したりします。
    • トラフィックを減らすために、CDNを利用したり、Webサイトの構成を見直したりします。

トラブルシューティングのヒント

  • GitHub Pagesのドキュメントを読む: GitHub Pagesのドキュメントには、様々な情報が記載されています。
  • 検索エンジンで検索する: 自分の問題に似た事例がないか、検索エンジンで検索してみましょう。
  • コミュニティフォーラムで質問する: Stack Overflowなどのコミュニティフォーラムで質問してみましょう。

これらの解決策を参考に、GitHub Pagesで発生した問題を解決し、快適なWebサイト公開ライフを送りましょう!

まとめ

この記事では、GitHub Pages基本から、初期設定デザインメリット・デメリット、そしてトラブルシューティングまで、幅広く解説しました。

GitHub Pagesは、無料で簡単にWebサイトを公開できる便利なサービスです。
この記事を参考に、あなたも今日からGitHub Pagesを使って、Webサイトを公開してみましょう!

最後に私が作ったサンプルサイトはこちらです。
https://ojizou003.github.io/deploy-githubpages/

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